映像探偵団

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現場力

人気ドラマのプロデューサーの話、プロジェクト立ち上がってから
「なにをしているんですか」と役割を聞かれ
「ただ現場にいるだけです」と。

その現場も最初から終わりまでいる必要を感じています。
役員出勤的に差し入れ持って、「どう調子は?」
数時間いて「じゃあとよろしく」だと見えないことたくさんあります。

現場で起きている問題の重要性、どこに責任があるのか
原因とその改善。
その全ては「お金の問題」にもなってきます。
最前線の現場を把握している人がトップにならないと、
企業としての判断は狂う感じがします。
まず現場経験や専門知識が必要な見積書も書けない人が多い。
現場を軽視する人の決まり文句は「だいたいいくら?ざっくりでいいから」
いやいや、例えば4K映像制作なら、
撮影する場所、カメラは何を使うか、映像のクオリティをどのレベルにするか等
ざっくりでは計算できないことだらけです。

なぜかそういう人が出す見積もり金額は「300万円」
この300万円神話、わりと身近に何度も経験しました。
100万円じゃ足りないし、500万円だったら、高い?から受注できない・・・
間とって300万円なのかもしれませんが、
「それってポスプロ費でなくなってしまいますよ」
「それって映像使用料払ったら、人件費もでませんよ」
というのが続きました。
クライアントの要望を細かく聞いて
できること、できないことの幅を提示できる現場力が
以前よりも落ちてきてるのを実感しています。
(現場仕事は外注、社員は現場経験なしでもプロデューサーという
 構図になってきているのも要因かと。
 事業終わってからお金計算して騒ぐの多すぎますよ。
 必要なのは事前に事業内容把握して、どんな業務が
 どれだけの時間かかるか見通す力。
 それは場数踏んだ現場経験で培われるもの。)


できるかぎり現場へ。
その時間は「社内会議の説明用の資料」作成よりも
大事だと思います。