映像探偵団

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8年ぶりの安眠

先日、仕事をひとつ断りました。
8年以上続けたプロジェクト。
内容が変わっても、以前からの担当ということで
ご依頼いただいてきましたが、
業務遂行して請求書発行段階での値切り。
それから「前もやってるからカンタンでしょ」
「ちゃちゃッと電話で答えてよ」的な
タダ働き分が増えまして。
最近はむしろ、前大丈夫だったことがどう翻るか、
裁判沙汰になるかもしれない、そんな精神的な負担が増えてるのに、
そこを評価されないんじゃなぁ・・・と。

うちみたいな超極小会社が元請けに何言ったって、
たぶん「欠席裁判」状態で
今回のことはうちのせいってことになってるんだろうな。
(会議で何言われてるか想像つきますw)
こんなことをブログにあげるって・・・と悩みますけど
これは自衛のためでもあります。

今まで「我慢」「穏便に」というのが
オトナの対応とされてきましたが、
値下げされてまで、その仕事請けてる時間はない、
もっとちゃんとしたお仕事に時間を費やさないと。
マンションくい打ちデータ流用などみても、
元請けが「知らないふり」してるんじゃなくて
根本的に「丸投げしつづけて必要な知識すら持ち合わせてない」感じ。
だから現場の業務に精通してなくて
ただ、下請けの業務費を叩くのが「仕事」と勘違い?
そんなアブナい日本になってきてるようです。

元請けの旧知の社員に相談したら
「それ完全下請け法に引っかかる」と。
私の業務費だけじゃなくて、海外のコーディネータのギャラまで
不当に値切りしようとして、それは阻止。
そのコーディネータと取材先との関係が悪化するし
そのコーディネータをいつも頼りにしている他のチームにも
悪影響が出てしまうし。

詳細は次回にしますが、
「打ち合わせ」と称して急に呼び出された席上で
(普通に先の数日間、仕事詰まってますよね、
 そこを「打ち合わせ」と言われて出かけたら
 呼び出した責任者の社員が急にお休み、そこで代わりのスタッフに
 ちゃんと説明したのに、またも呼び出し。
 他の大切な仕事中断して、結果値切り交渉だった)
事前にメールで業務報告書と業務費の詳細を伝えたにも関わらず、

責任者「前の担当者がちゃんと説明してなくて・・・」
   「今回予算が少なくて・・・」

自分「予算がなくて、あなたたちの給料減らされたんですか?
   ご自分たちの見積もり甘かったのに、
   なんで、うちや外部のコーディネータがやった業務費を
   削られないといけないんですか」
  →次回に続く

と、まぁこれからいろいろあって
半年の業務請負期間中、逐一報告していた男性スタッフはだんまり。
私から「予算がないなら、今後の業務はご自分たちでやればいい
スタッフはその為の要員でしょう(意訳)」と。
今後どうするか、こちらからの質問にも回答なしのまま。

そこへ急に、本来なら数ヶ月前には着手すべき案件を振ってきました。
納品まで1ヶ月もない。その上、スタッフからは「教えて」メールが続きます。
これでなにかトラブル発生したら、うちのせいになってしまいます。
なぜ、元請け側が放っておいた案件の始末をやらないといけない!
それも半年やった分のギャラ削られてますから、
いまさら「間にあわなかったら、不承諾だったら・・・」という
精神的負担に見合う業務費は見込めません。
それ以前に、今やってる他の業務に支障をきたします。
実際、手元に資料もない状態であれやこれや矢継ぎ早に、
それも私が以前会議で伝えたことは「失念しました」
私が言った覚えのないことを勘違いして「どういうことか説明ください」
(え?それそちらがどこからか聞いてきた話ですよね)

大事な仕事の編集中に、何度もメールが来ます。
そこで
「これ以上、発注書ももらってないのに対応できない(意訳)」
「この件は、御社のしかるべきところへ報告します(意訳)」
と伝えて、終了。

本来貰えた業務費、例えばそれが1日分だとしたら、
その時間があれば・・・
「他の仕事の時間に充てられた=収入が増えていた」
「専門知識を得るための読書など勉強に充てられた」
「介護帰省1日追加に充てられた」
ずっと仕事で後回しにした映画館へも行けたし
普段全然落ち着けないカフェで本でも読めたかしら・・・
タダ働きはやったらダメですね。

考えたら、8年間、休日らしい気分は味わってない。
仕事断った直後は頭にも来てたので、薬に頼ってましたが
数日前「あれ?なんだろーこの開放感」

で、今日、病院で先生に報告しました。
「先生、8年ぶりに安眠できるようになったんです」
時差関係なく海外とのやりとり、
国によって違うバカンスの取り方、
6月から8月末まで「あの返事いつ来るかなぁ」と
お盆も仕事で、ずっと不安だらけ。
年末から春にかけても各国のホリデーシーズンを頭に入れて
帰宅して風呂夕飯、そして夜中のメール対応・・・
明け方、NG喰らった時のあのショック。
どう対応しよう、編集して映像差し替えでいけるか?
ディスクプレス直前に止められるか?
そりゃ不眠症にもなります。
介護の心配もあったのでそれが原因、と思ってましたが
ずっとこのプロジェクトの存在が
心の負担になって、ずっと休めないまま、だったんです。
それが今は
「もうクリスマス休暇入ってしまう・・・」と
保留事項が頭に引っかかったまま、
介護帰省した実家で仕事しなくていいんです。
病院の電話ボックスに閉じこもってメールしながら、
ドキドキすることもないんです。
(ホント心臓がドキドキいうんです。)

義理立てなんかせずに、もっと早くに降りちゃえば良かった。

いい仕事はいい報酬とともに来ます。
ムリしないで、ちゃんとヤな仕事は断りましょうね。