映像探偵団 

We are Footage Researchers

リサーチャーって?

先日ご依頼頂いたCM制作会社さん。

お話を伺っただけで、

わぁそれは世の中になさそうな映像って思いつつ。

(空撮?主観?ヘリでそこまで飛べる?)

すでにADさんが調べ尽くして、それからのご依頼で。

二度手間にならないようどこをお探しになったのか?

その検索結果の資料を拝見したら、お見事でした。

なので、こちらとしてはネットでは探せない、

もしくは長年のカンで持ってそうなところだけ当たるという

ワンポイントリリースで。

まぁ残念ながらお役に立てず・・・だったんですけど

あの整理された資料は素晴らしい!と思いました。

 

リサーチって会社名に付けてるのに

自分ではリサーチャーと名乗ってません。

ずっとその職種の方たちをみて

自分はそこまでの専門性はないな、と。

知人のリサーチャーは大学の専攻分野から科学誌を経て

フリーランスへ。

大量の文献・論文を読んで、大学にも取材へ。

たぶん欧米のリサーチャーもそんな意味合いかなと。

弊社の英語名もresearchではなく

searchingにした理由はそこにあります。

あくまで、映像を探すこと。

「研究や調査」ではありません。

 

でもここ最近、「リサーチャー」という人が

増えてるようです。

「映像検索」の狭い世間では

その「リサーチャー」に悩まされること多し。

プロデューサーやプランナーが要求した

映像のキーワードをそのまんま

映像ライブラリーに投げてくるそうです。

世界的なライブラリーがなぜ「動画検索システム」に

力を入れてるのかというと、欲しい映像は

ご自身で探してね、ということですよね。

「英語ができないから」

「無料の検索サービスしてくれるところだってある」

・・・これADさんなら、

やり方やコツをお知らせすることもあるんです。

 

歴史的なニュース映像の場合

例えば戦争なら

「空爆」だけでは調べようがないくらい

の映像量があります。

ご自分たちが求めてるのは

その「戦争の概要」「いつ」「どこで撮影」されたものか。

そこを調べること

それが「リサーチャー」では?と・・・

 

歴史的事件の概要や自然災害の発生の時系列、

例えば火山噴火だったら同じ山でも、いつの噴火なのか。

歴史的建造物であればその由来、

英語サイトだって単語入力と期間特定するだけで

プレビュー動画出てくるんです。

Youtubeも公式か非公式か

コンタクト先が記載されているか

それを確認してから、使用候補に入れてくださいね。

 

世界的なライブラリーの動画、

そのサイトに行けば

キーワードで検索できます。。

欲しい映像を検索するためのキーワード。

それを思い浮かべることできるくらいの情報

下調べなさってますか?

ひとつのキーワード入力してそのヒット数に

途方に暮れてませんか。

このような役割をするのが

今のテレビや広告業界でいうところの

「リサーチャー」さんですよね。