映像探偵団 

We are Footage Researchers

ネットから「拾って」こないでね①

最近、Twitterで気になった下記話題。

 

某テレビ局から届いた「番組で使いたいから、商品を無償で送れ」

という内容のメールについて、断ったら常識離れの返信メールがきた

http://iinee-news.com/post-12497/

 

しくじる情報バラエティ番組 

調査のプロ「リサーチャー」が減少中 | しらべぇ http://sirabee.com/2016/11/14/20161027423/ @sirabee_newsさんから

 

うん、わかる。

で、長年こんな仕事をしていて実感するのは

最近こういうケース多い、そして明らかに「やりづらく」

なっているということ。

どこかの誰かが「ヘタを打って」権利者なり

一般の方なりをすでに怒らせていた後

そこへいつもどおり、お手紙やメールなどで連絡したら

相手さんがどうにもお腹立ちの様子で。

で、お伺いすると、ああ、・・・

たまには代わりにお詫びすることもあります。

私は電話を最初にする、ということはしないんです。

だいたい今は公式HPや

個人の方だったら、FacebookTwitterのアカウント

から連絡できるので。

で、まずこちらの立場と使用概要を記載して

それから相手さんの返事を待ちます。

いろんな現場にいると、自分たちのスケジュールに合わせて

急いで電話をかけて!と要求される場合もあるけれど

なるべくそういうことにならないようにしたい。

返事待ちは、毎回胃が痛くなりますけどね。

(先日健康診断で引っかかり、

久しぶりに胃カメラ

先生「うわー、ストレスで荒れてるねぇ」

ここんとこ、そんなこと多かったからね)

 

有償・無償については

これははっきり規定がないなか

公共性のあるもの、放送だけか

パッケージなど商品化もあるのか

それで区別もしています。

商業ベースになりそうな場合は

ほんとわずかでも謝礼をお支払いするとか。

その金額はまちまち。

 

ちなみに、いっとき世間で話題になった

海外の一般の方の投稿画像。

使用連絡したら、プロの3倍くらいの使用料の提示。

ちょっとこれは高すぎる・・・

こちらも、目安の料金をお知らせして交渉するも

相手さん譲らず。

これもスケジュールに余裕があれば、

使用を断念もできたかと思うのですが・・・

その後、海外との商取引を経験されてないので

映像使用料支払い時や個人口座へ送金する時の

「租税条約に関する届出書」「居住者証明書」など

説明するのも大変で。

で、仕方なくPayPal経由で支払い手続きするも

これまた本人確認で時間が必要となり・・・

海外送金だと1ヶ月はみておいてね、ということも

理解してくれず、

使用した日から毎日請求が来る、という

異例の事態に。

うーん、ちょっと困った人だなぁ・・・

しかしその画像をあげて、これ使うとこんなことになるよ

と言えないのが・・・・

皆さんもご注意ください。